暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

集い

2020年09月09日 | 古民家
 真っ暗闇を探しに行こう・・・
思いのほか苦労するのは目に見えていて・・・真の闇を経験する事はとても難しそうです・・・。
布団にもぐり込んでも・・・押し入れに入っても・・・
トンネルを歩いても・・・月が見えない夜道を歩いても・・・
そこかしこに防犯灯があり・・・おうちの明かりが漏れて・・・車のヘッドライトがピヒャリと刺さります・・・。

明りがあるから、目に色が残り・・・色鮮やかな景色も、大好きな友達のか顔も見れる・・・
おひさまが沈んでしまうと・・・チロリと光る蝋燭の炎で暮らすには誠に不便でも・・・
暗さの中にある時間の流れが、とても心地良いと思う時もあって・・・
ワザと明りを切る事で・・・新しい感覚が訪れるかも知れません・・・。

軒が深く・・・少し薄暗いお家の中は古民家の特徴です・・・。
ワッと襲い掛かる眩しい光は、どうも居心地の悪い空間になり・・・
思わずコチリと、明りの紐を引っ張ってしまい・・・部屋の一カ所にだけ人の居場所が生まれ・・・
誰とも無く、家族はそこに集まる・・・・・
そんな集いの生まれる古民家も・・・なかなか良いのではないでしょうか。







コメント
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