暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

和やか

2020年08月28日 | 古民家

 いろいろな手立で、寒い冬や暑い夏をしのげるように・・・

辛い作業や、やり場のない憤りをまぎらわすように・・・

今ある暮しをどうにか楽しもう・・・笑顔でいられる心を持とう・・・

おおらかな考え方があったと思います・・・。

花一輪・・・石ひとつ・・・毎日袖を通す洋服にも・・・

ハラリと光るひと工夫で・・・一日が大切なモノになります・・・。

気遣いや・・・おもてなしの心は、厳しい暮らしの中から生まれ・・・

普段見過ごしていて・・・当たり前にあるモノに意識が向くように手を加えると・・・

全く違う心持で・・・和やかな日々になるのかも知れません・・・。

夏の夕暮れ・・・パラパラと打ち水がされた玄関に・・・軒下で遊ぶ風鈴の音・・・

丁寧に添えられた草履や下駄・・・開けられた障子の先には、無造作に見えて整えられた居間と和室が続いている・・・

古そうな箪笥や照明器具も・・・時間を感じるいで立ちの中に調和する歴史の重さがあって・・・

古民家の住まいが・・・細やかな暮らしを守っていると思うと・・・

日本の暮らしを残すには・・・これからの住まい方と向き合う大切な古民家を・・・

守って行かなければいけないのだと思います。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする