暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

心躍る

2020年08月08日 | 古民家

 三人寄れば文殊の知恵・・・・十人寄れば十国の者・・・

1人で出来る事は限られていて・・・人が集まれば、大きな力が生み出され・・・

地域で集まり、より良くまとまってみんなで暮らしを支える・・・

季節ごとに行われる風習を地域で守って行く・・・

結いの考え方も・・・地域を守る考え方から生まれてきました・・・。

大勢が集まるとなかなか意見がまとまらない時もあるもので・・・

取りまとめる方の苦労はありますが・・・

昔は、地域の相談役・重鎮・・・庄屋さんなど、存在感のある方がその役を受け持ちました・・・。

平均的な暮らしの人達が多くなって・・・物言う事が威圧と思われるようになって・・・

面倒には巻き込まれたくない人が増えて・・・役を煩わしく思う人が増えて・・・

誰もが自分の殻に閉じこもり・・・バラバラな生活になってしまいました・・・。

顔の見分けもつかない隣人が住む地域との関り合いは・・・

冠婚葬祭も・・・災害の時も、まるで陸の孤島で暮らしているかのような寂しい気持ちで・・・

祝福も、助け合いもする事無く・・・日々の暮らしは淡々と通り過ぎてしまいます・・・。

一喜一憂する暮らしに、心躍る毎日が生まれる・・・・

それは助け合い・気配りがあるから生まれる、大切な文化だと思います。

コメント
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