三人寄れば文殊の知恵・・・・十人寄れば十国の者・・・
1人で出来る事は限られていて・・・人が集まれば、大きな力が生み出され・・・
地域で集まり、より良くまとまってみんなで暮らしを支える・・・
季節ごとに行われる風習を地域で守って行く・・・
結いの考え方も・・・地域を守る考え方から生まれてきました・・・。
大勢が集まるとなかなか意見がまとまらない時もあるもので・・・
取りまとめる方の苦労はありますが・・・
昔は、地域の相談役・重鎮・・・庄屋さんなど、存在感のある方がその役を受け持ちました・・・。
平均的な暮らしの人達が多くなって・・・物言う事が威圧と思われるようになって・・・
面倒には巻き込まれたくない人が増えて・・・役を煩わしく思う人が増えて・・・
誰もが自分の殻に閉じこもり・・・バラバラな生活になってしまいました・・・。
顔の見分けもつかない隣人が住む地域との関り合いは・・・
冠婚葬祭も・・・災害の時も、まるで陸の孤島で暮らしているかのような寂しい気持ちで・・・
祝福も、助け合いもする事無く・・・日々の暮らしは淡々と通り過ぎてしまいます・・・。
一喜一憂する暮らしに、心躍る毎日が生まれる・・・・
それは助け合い・気配りがあるから生まれる、大切な文化だと思います。