魚は、のどに針が刺さると痛いのだろうか・・・?
花は・・・摘まれる時、ハサミで切られる時・・・痛いのでしょうか・・・?
杉やヒノキの大きく育った大木は・・・伐採されノコギリで切られる時、悲鳴を上げているのでしょうか・・・?
命を頂くのに・・・動物も植物も関係ありませんが・・・
表現が見て取れる状況に・・・どうしても意識が偏ってしまいます・・・。
育つ表現の見えない・・・石や土、海や川に山にも命が宿る・・・・
そんな考え方は、かけがえの無い大切な文化だと思い・・・
住処としての家にも・・・何かしらの意思や命があるのかなと思うのは・・・
そんなにおかしな事でもないような気がします・・・。
万物に命が宿る考え方は・・・自分が生まれるはるか以前からあるようで・・・
思うに、モノを大切にする考えと・・・もったいないの教えもあるのでしょう・・・。
古民家は50年以上・・・100年・200年と多くの人の暮らしや・・・
地域の出来事を見守って来ました・・・。
大きく、両の手をいっぱいに広げた木は・・・ツラツラと長い時をそこで過ごして・・・
たくさんの出来事を見守って来ました・・・。
命あるものを簡単に無かった事にする考え方は・・・もっと大切な何かを失う始まりなのかも知れません。