暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

おごそかに

2020年07月01日 | 古民家

 大きな杉の木が立ち並ぶ正面に、見上げるような鳥居がサラリと現れると・・・

それだけで厳かな気分に包まれて、なにやら圧倒的な存在を感じます・・・。

お寺は多くの方々が眠る場所・・・厳かと言うよりは・・・神妙な気分になって・・・

その存在を、なるたけ目立たないようなモノにしなければ・・・と思ってしまいます・・・。

昭和の大物芸能人は・・・良くも悪くも、目の前にすると・・・

その存在感や威圧感は想像を超えるらしく・・・

目力や・・・放たれる気は容赦無い感じで・・・

そんな方々も、今では少なくなったそうですが・・・

まれに出会う人で、とても存在感のある人はいるものだと・・・思う事はあります・・・。

そこに建つだけで、頭を垂れる佇まい・・・人が住む建物では無いけれど・・・

法隆寺金堂などは、そんな建物の一つだと思います・・・。

歴史があるだけでは無くて・・・造り手の想いや、建築当時の時代背景・・・

社会的状況など、知れば知るほど・・・そう思ってしまうのでしょうか・・・?

高校生で見た時は、何も感じなかった二条城や鳳凰堂・・・

無知が故か・・・知識が余計な感覚を持たせてしまっているのかは解りませんが・・・

自然と人が語り合いながら造りげたから、そんな風に思うのでしょうか・・・?

茅葺の古民家を前にすると・・・少し同じような感覚になるのも・・・

たぶん・・・同じ理由な気がします。

 

コメント (4)
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