暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

まどわされる

2020年06月30日 | 古民家

 ピーチクルル・・・ピチピチ・・・グーグーホホー・・・ンガーンガー・・・・

いろんな鳴き声の鳥がいるのは・・・仲間同士の合図なのか・・・?

いろんな姿形の生き物がいるのは、神さまのいたずらなのか・・・?それとも・・・

みんなちがってみんないい・・・からなのでしょうか・・・?

見た目で判断するのはあまりよろしく無い事で・・・大きな社会問題にもなっています・・・。

大きな時間の流れの中で、意味があってその姿や声・色に進化して来たので・・・

凶器のような大きな口ばしを持った鳥も・・・その使い方は武器では無く、効率よく食べ物を取る為だったり・・・

不気味な模様の顔や体の色は・・・求愛行動する為のモノだったり・・・

天敵が多くて・・・生き残るために毒のような食べ物を主食にするしかなかった動物や・・・

一生、木の上で暮らす為の長い手や・・・力強いシッポを持っていたり・・・

時代に合わせ姿形を変えて来た住まいも・・・流行りだからと、古いからと、邪魔者扱いされたり・・・

今の基準を満たしていないから、危険で取り壊さなければいけないとされて来ました・・・。

見た目は錆びたトタン板の屋根と壁の、古びた家でも・・・中を見れば・・・

立派な欅の柱に、太い松の梁・・・磨き上げられた黒光りする床は、ギリギリと床鳴りはしても・・・

まだまだドシリと頑丈な姿を残していました・・・。

ボロボロの茅葺屋根でも・・・意外と雨漏れしないで、その内側の煤竹や燻された梁などは美しく・・・

心落ち着く風合いが残されています・・・。

第一印象も大切ですが、見た目に惑わされる事の無い心でありたいと思います。

 

 

 

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