暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

おかえり

2020年06月25日 | 古民家

 もうひと頑張り出来るだろうかと思う頃・・・ガランガランと学校の鐘が耳を揺らして・・・

子供達は我先にと校庭に出る子もいれば・・・この後の悪だくみを話し合う数人が残っていたり・・・

帰り道の、他愛ない言葉のやり取りを繰り返す子もいる・・・。

部活動や塾・・・家庭の事情で、訳も無く毎日を繰り返す子共がいる暮らしは・・・

今しか持てない子供らしさを・・・コロンと置き忘れてしまっているようです・・・。

家族総出で家を支えていた生活の中では・・・仕事を手伝い、兄弟の面倒を見て・・・

家の煩わしい事にも気をもまないといけませんでした・・・。

いささか裕福な暮らしになると・・・それぞれの持ち分を抱いてそれぞれが暮らし・・・

興味の持てない家族になってしまい・・・関心の無い地域が生まれて行きました・・・。

家に帰ると・・・おじいさんやおばあさんがおやつを手に・・・

まだまだ小さい妹や弟は、お母さんと一緒に・・・元気な遊び相手が返って来るのを・・・

パン・・・と、はじけた顔で待っています・・・。

それぞれの考えがある・・・それぞれ年代の違う家族が・・・大きな屋根の下で暮らし・・・

楽しい事も・苦しい事もたくさんあって・・・それでも大きな懐で受け止めてくれる住処がある・・・

そんな安心出来るおうちは・・・誰もが帰りたくなるものだと思います。

 

コメント
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