白壁となまこ壁が続く街並み・・・白壁と板壁が建ち並ぶ街並み・・・
白壁の塀がクネクネと迷路のように続く街並み・・・
城下町であったり・・・宿場町・・・養蚕や何かの産業で潤う町・・・
地域によって、使われる素材や・・・使い方が異なり、その様子が街並みを造り・・・
独自の文化が生まれ・・・その土地でなくては感じられない空気感が漂って来ます・・・。
建売だったり・・・今どきの同じような造りの建物が建ち並ぶ街並み・・・
無機質で・・・味気ない・・・さみしい感じがするのは自分だけでしょうか・・・?
工業的に造られた素材が並べば・・・人間味は薄く、時間が経過すると古さだけが残り・・・
とてもみすぼらしく思えてしまいます・・。
人の手で造られたのは同じでも・・・手仕事、自然素材・・・温もりが感じられるかどうかです・・・。
均一的な外壁では無く・・・わずかに歪んだ漆喰壁・・・一様では無い木目の板壁・・・
道路の脇には、用水が流れ・・・打ち水された道路に咲く雑草も・・・何故かいとおしく思える・・・
建物も緩い感じなら・・・その暮らしもゆっくり・のんびり・・・
だから、そんな環境で過ごす人達も・・・時間はゆっくり進んで・・・
その時間の流れも・・・町の雰囲気を造り、懐かしく安らげる気分になるのでしょう・・・。
シャッター通りの寂しい商店街が目に残る街並みは・・・この先、廃れ失われてしまうのかも知れませんが・・・
人がいなくても・・・古い民家が建ち並ぶ町は・・・これから復活する姿が目に浮かぶような気がします。