暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

町並み

2020年03月20日 | 古民家

 白壁となまこ壁が続く街並み・・・白壁と板壁が建ち並ぶ街並み・・・

白壁の塀がクネクネと迷路のように続く街並み・・・

城下町であったり・・・宿場町・・・養蚕や何かの産業で潤う町・・・

地域によって、使われる素材や・・・使い方が異なり、その様子が街並みを造り・・・

独自の文化が生まれ・・・その土地でなくては感じられない空気感が漂って来ます・・・。

建売だったり・・・今どきの同じような造りの建物が建ち並ぶ街並み・・・

無機質で・・・味気ない・・・さみしい感じがするのは自分だけでしょうか・・・?

工業的に造られた素材が並べば・・・人間味は薄く、時間が経過すると古さだけが残り・・・

とてもみすぼらしく思えてしまいます・・。

人の手で造られたのは同じでも・・・手仕事、自然素材・・・温もりが感じられるかどうかです・・・。

均一的な外壁では無く・・・わずかに歪んだ漆喰壁・・・一様では無い木目の板壁・・・

道路の脇には、用水が流れ・・・打ち水された道路に咲く雑草も・・・何故かいとおしく思える・・・

建物も緩い感じなら・・・その暮らしもゆっくり・のんびり・・・

だから、そんな環境で過ごす人達も・・・時間はゆっくり進んで・・・

その時間の流れも・・・町の雰囲気を造り、懐かしく安らげる気分になるのでしょう・・・。

シャッター通りの寂しい商店街が目に残る街並みは・・・この先、廃れ失われてしまうのかも知れませんが・・・

人がいなくても・・・古い民家が建ち並ぶ町は・・・これから復活する姿が目に浮かぶような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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