暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

時代背景

2020年03月11日 | 古民家

 抑圧された力が爆発して・・・大きく時代の流れを変えた幕末・・・・

極端な志を武器に突き進んで、命を落としていった若者達・・・・

その時の流れを巧みに読みながら、明治期の日本を造って行った若者・・・

どれが正しいのか間違っていたのか・・・タラレバは無いのですが・・・

虐げられていた身分の方々が・・・突然大きな力を手にして・・・思うがままに動かせる世の中になれば・・・

優劣やえこひいき・・・今で言えば忖度(あからさまだったようにも思えますが)して・・・

少し勘違いしてしまうのも・・・致し方ない時代背景だったのでしょう・・・。

代表的な例として華族や財閥などが生まれて・・・その制度のおかげか・・・

とても裕福な方々の建物が今でも残っています・・・。

立地条件も良く・・・一等地的な場所や、一般庶民は建物など建てられない場所にまで・・・

立派な豪邸・別荘や別宅が造られていました・・・。

それも、財閥の解体で・・・個人が維持出来るだけの建物の規模でも無く・・・

企業が買い取っても会社の保養所や・・・会議室に利用するだけで、お金を生ま無いお荷物になり・・・

市に寄付・寄贈する・・・そんな流れがどの地域でも行われています・・・。

当時の暮らしを表す貴重な資料・・・そんな理由で残され移築される建物が、国宝や重要文化財・・・

登録や指定を受ける史跡として・・・次の世代に残されて来ても・・・これから先も残していけるのか・・・?

国宝は国がある内は安泰です・・・。(たぶん・・・)

その他は、市が管理し有志の団体が運営をしている場合が多く・・・

市の修繕費用だけではとても管理出来ず・・・。

有志の・・・ボランティアの活動が大切ですが・・・その団体も高齢化が進み・・・

実際活動を引き継ぐ次の世代が、なかなか手を上げない・・・そんな状況です・・・。

地域力・・・。

これからを担う人を育て・・・地域造りが大きな課題になっています。

 

 

 

 

 

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