暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

法則

2020年03月09日 | 古民家

 いつまででも寝ていられる10代~・・・ずっと寝ていたいのに起きなければいけない30代~

なぜか早く起きてしまう50代~・・・・いつも早起きな60代~

仕事柄もありますが・・・めっきり早起きになると、たまの夜更かしの疲れが3日間ほど後を引く・・・

太陽と共に行動するのは・・・地球に生きるすべての生き物に言えるのかと考えさせられます・・・。

・・・が、夜行性の生き物は?自然の法則に抗う道を選んで進化した・・・そんな所でしょうか・・・。

職人さんは、朝早くから作業をして・・・10時の休憩・・・少し作業して・・・お昼ご飯・・・

その後3時の休憩をはさんで・・・5時か6時には現場を後に出来るよう片付けを始めます・・・。

休憩多いね・・・と思う方もいらっしゃると思いますが・・・

太い梁を2階まで上げたり・・・土壁の土を練ったり・・・丸太の足場を何度も上り下りして・・・

すべて手作業で行っていた時代・・・かなりの肉体労働です・・・。

少しづつ休憩しながらでないと出来ない、体を酷使した手間暇の掛かる作業でした・・・。

すべて手作業で住まい造りに携わっていた頃とは違い・・・今では電動工具や重機もあるので・・・

肉体的な部分はかなり楽になったとはいえ・・・防火の為の下地材・合板材・・・外装の新建材・・・

高断熱のアルミサッシなどの上げ下ろしや取り付け・・・断熱や気密に対する細かな作業量は・・・

かなりの負担になっていると思います・・・。

工事の工期も決められ・・・朝早くから遅くまで・・・休憩もそこそこに、結構ブラックな職種だと思っています・・・。

末永く安心安全に暮らせる住まい造り・・・それが商売として生業になって、本末転倒な住まい作りになっている・・・。

快適な暮らしを求めて生まれてしまった・・・環境変化に合わせる住まい作りでは無く・・・

心地よく暮らせる住まい造りが・・・環境負荷を少なくする・・・そんな考え方で・・・

太陽と共に暮らせる住まいと・・・それに合わせた住まい造りが、自然の法則に合った生き方なんだと思います。

 

 

コメント
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