暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

風を受ける

2020年02月17日 | 古民家

 風が吹く・・・風が吹かないとヨットは進まず、凪で鏡のような水面を恨めしく思い・・・

お米が、たわわに実り・・・果実が溢れんばかりに実を付けているのを狙いすましたように・・・

台風がもたらす横殴りの風は・・・1年の苦労をあざ笑うように、襲いかかります・・・。

陽炎が立ち・・・頬を伝わり、じっとりと体にまとわりつく汗・・・

ふいに感じる風は・・・木々の間を通り過ぎ・・・ホッと一息、人心地・・・。

風が吹くと体感温度は2~3度違うと言います・・・。(風速1mで1度違うそうです。)

家の中を風が通り抜ければ・・・蒸し暑い夏も幾分楽になり・・・

寒い日に風が吹き抜けると・・・凍えるような寒さに震えます・・・。

でも・・・そんな時心強いのは・・・陽だまり・・・

寒空の下でも、背中に太陽を受けてポカポカと体の芯まで温かさが届けば・・・

冬を上手に過ごす、欠かせない存在です・・・。

そんな風をきらい・・・太陽を遮り・・・殻にこもる生活がエコライフだとしたら・・・

季節感の無い・・・肌で感じる時間の無い・・・無機質な生活が快適空間になってしまいます・・・。

大地の恵みが無くては生活が・・・社会が成り立たないように・・・

厳しい暮らしも・・・楽しい暮らしも・・・風を感じる暮らしも・・・

受け止める事が大切なんだと思います。

 

 

 

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