暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

猶予

2020年02月14日 | 古民家

 以前は民家も少なく・・・雑木林や畑がある場所でしたが・・・

数年で造成が進み・・・住宅が広がり、線路なども敷かれ・・・あっという間の住宅密集地になってしまった・・・。

そんな場所は各地にあると思います・・・。

数世代続く、いぶし瓦の業者さん・・・窯で焼く作業に煙は付き物で・・・

廻りからの苦情が上がり・・・作業の段取りに苦慮しているそうです・・・。

農家のお米造り・・・もみ殻など副産物として発生するモノの処理に頭を悩ませています・・・。

野焼きしている頃は当たり前の風景でしたが・・・住宅がせまり、煙による苦情が後を絶ちません・・・。

廃材として処理するにも費用が掛かります、腐りにくいもみ殻は、そのまま田んぼに混ぜる訳にも行きません・・・。

牧場や養豚業なども同じような状況で・・・匂いの問題はあって・・・

住環境との折り合いはなかなか難しいようです・・・。

幼稚園や保育園・・・学校の関係性も、以前お話ししたように・・・子供の声が騒音と捉えられ・・・

苦情の対象になっているようです・・・。

自分達が口にするお米屋・・・お肉・・・・

これからの社会を支える子供達を育てる場所・・・・

・・・求めて必要としているのに、その過程は否定する・・・。

矛盾する自分勝手な差別は・・・余裕のない、心が病んでしまっている現状に、があるように思えます・・・。

時代が変われば・・・それに合わせる方法を考えなければ生き残ってはいけません・・・。

当てはまるかは解りませんが・・・

「最も強い者が生き残るのでは無く、最も賢い者が生き延びるのでも無い、唯一生き残ることが出来るのは、変化出来る者である」

そんな言葉があります・・・。

過剰に増えた住宅・・・今でも続く自然破壊の造成工事・・・・

大きな決断をする時期・時間の猶予は・・・過ぎてしまっているのでしょうか?

 

コメント
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