暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

交換

2020年02月09日 | 古民家

 この先、物々交換の世の中になるとは思わないのですが・・・

SNSの普及で、個人売買の世界が元気良いと・・・昔ながらの単純なやり取り・・・

物々交換が合理的なように見えてきます・・・。

各地で行われる、朝市・骨董市・・・フリーマーケット・・・品物同士の交換とは行きませんが・・・

不要なもの・・・余ったもの・・・自分は必要でなくても、その他たくさん大勢が必要かも知れない物・・・

もったいないの精神で・・・大切にする気持ちが育てば良いなぁと思います・・・。

解体や移築する時に・築100年を過ぎているのに、使われている柱や梁にホゾや仕口の加工がされています・・・。

それは・・・100年よりも前にどこかで誰かが暮らしていた住まいか納屋か・・・?

解体されようとしている建物よりもはるか前の木材を再利用しているんだと気づかされます・・・。

貴重な資源を・・・苦労して育て、伐採して、製材された木材を・・・大切に使う心です・・・。

企業は作ったものを大量に継続して消費者に買ってもらわないと、会社を守れません・・・。

消費者は安くて、品質の良いもの・長持ちするものを求めています・・・。

職人は・・・自分の技術を認めてもらいたい部分もありますが・・・その技術で喜ぶ人の顔を見たい・・・

次の世代に恥ずかしい仕事を残したくない・・・そんな気持ちも大きいと思います・・・。

生活の為の仕事・・・が大半を占める暮らしは・・・物々交換が出来ていた地域の暮らしが無くなり・・・

地域を守る社会では無くなって来た・・・そんな事も原因なのかもしれません・・・。

本・衣料おもちゃや自転車・・ 中古に対する嫌悪感は少なくなっているような気がしますが・・・

住まいの中古活用はなかなか進まず・・・反則技的な手法も目立ちます・・・。

大切に末永く住み継がれる住処を造る・・・そこからもったいないの考え方が始まるように思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする