暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

土と器

2020年02月07日 | 古民家

 たまたま土を掘っていたら・・・なんだかネバネバした土が出て来て・・・

ペタペタ遊んで、いろんな形にしたりして・・・・そのまま放置していたら・・・

カチカチに固まっていた・・・でも以外に壊れやすかったのですが・・・

これも、たまたま・・・作った器か何かが、焚火の中に落ちて・・・

そのまま放置していたら・・・カッチンカッチンにかたまっていた・・・

そうです・・・土器の完成です・・・。

器に対するこだわりは世界各国、伝統と歴史ある有名な陶器や磁器があります・・・。

陶器は土を焼いたもの・・・磁器は石と土を混ぜて焼いたもの・・・(すごく大雑把に言えば・・・)

高い温度を操る技術があって、成せる業ですが・・・

色彩・・・デザイン・・・絵付けの製法など・・・職人技が器の世界にも広がっています・・・。

古民家で言えば・・・土壁に三和土・・・竈やおくどさん、七輪など・・・

土に消石灰・・・灰汁・・・藁やスサ・・・ベンガラに柿渋・・・炭まで混ぜてみたり・・・

仕上げに、何度も鏝を当てて・・・黒光りするまで平滑に仕上げる漆喰壁・・・

錆色や斑点模様をワザと表現したり・・・下地の貫板の形を、仕上げの土壁に浮き上がらせたり・・・

お城の壁のように要塞として強度を重視する造りから・・・芸術として楽しむ土壁まで・・・

そこかしこで手に入る・・・土・・・をいかにもて遊ぶか・・・・?

単純なものほど・・・たくさんの奥深い姿が隠されています。

 

 

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