暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2020年02月02日 | 古民家

 小学校のグランドにつむじ風・・・

クルクルと回る造り物のような小さな渦を、楽しげに見ていたのは幼い子供の感覚・・・

気候が変化して、ありえない季節の変わり目を目の当たりにすると・・・

小さな渦も・・・大きな脅威を抱えて押し寄せて来ます・・・。

目に入った埃に涙しながら、グランドなんかアスファルトにしてしまえばいいのに・・・

子供の単純な思いが・・・今は、草木や植物が育つ大地の大切さを感じています・・・。

三和土は、作業をするにはもってこいの場所・・・突き固められた地面は埃が舞うでも無く・・・

適度な柔らかさと・・・適度な硬さ・・・乾燥も湿度も調整してくれて・・・

家の中で、火の扱い・・・水の扱いも出来る台所でもありました・・・。

農村の暮らしでは、無くてなならない場所が・・・暮らしが変われば無用の場所・・・

もったいない空間となって・・・猫の額と言われる住環境に・・・その姿は消えてしまい・・・

通り土間と言われる場所も・・・寒くて暑い贅沢な場所・・・

歴史ある伝統の文化が急速に失われ・・・異世界のような町が生まれて来ました・・・。

木と土と石で出来ている国・・・そこに伝説のような黄金伝説が入って来た意味は良く解りませんが・・・

伝統と今が仲良く調和する暮らしになれば良いなと思っても・・・

お飾りのような文化財保護や・・・地域で維持出来ない、様変わりした地域の繋がりに・・・

外部から声をかけても耳を傾ける人も少なく・・・若者が離れ・・・ご年配の方々の活躍も少なく・・・

地域に元気が無くなってしまいました・・・。

たくさんの魅力的なモノがあるはずなのに・・・見えない・目には映らない・・・

発見する・・・もう一度見直す・・・雨降って地(三和土)固まる?です。

 

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