暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

選択

2020年01月16日 | 古民家

 地吹雪を見るツアーがあるように・・・

少し過酷な体験や・・・あえて、ちょっとつらい経験をして見たいと思える時代・・・

細かな雪が風に乗って真横から襲って来る・・・そんな表現が大袈裟では無いと思えるくらい・・・

1m先も前が見え無くなるほどの雪を見る機会はそれほどなくて・・・

真夜中・・・歩道の両脇に積もって寄せられた雪の山・・・

屋根には帽子をかぶったような雪が積もり・・・月も出ていない夜なのに・・・薄明るく感じられて・・・

雪の白さが・・・真夜中の闇を照らす明かりの様で・・・吐き出す息の白さに凍えながらも・・・・

少し不気味で不思議な町の空気に・・・特別な時間を感じる・・・。

文明から遠く離れた場所で暮らす人達がいて・・・森の奥深く、槍や弓矢で狩りをし・・・

代々伝わる風習を守り・・・自然と暮らす・・・。

時間が通り過ぎて・・・片手に持っていた槍が携帯電話や銃に取って替わり・・・

意味のない英語か書かれているTシャツ姿が妙に板について・・・

以前の暮らしが続いたほうが幸せなのか・・・文明に染まるのが幸福なのか・・・

見た事の無い世界が広がり・・・感動する場面を想像したとして・・・

目の前にはどんな景色が広がっていますか・・・?

・・・車が空を飛び、ありえない高層ビルにきらびやかな街が見える近未来の世界が広がっているのか・・・

目もくらむほどの山々に、緑豊かな森・・・動物が行きかう草原に、雄大な河が流れているのか・・・

どちらも夢見る世界として・・・人が創造出来る世界です・・・。

価値観を見出すのも、選ぶのも人それぞれ・・・

選択の時間は・・・そんなに長くないように想えます。

 

 

 

コメント
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