暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

定義

2020年01月14日 | 古民家

 築50年以上が古民家の定義・・・として考えると・・・

自分が小学校の時過ごした世の中の風景が・・・昔話の世界かと言えば・・・

まったくそんな事は無く・・・いたって普通の建物が並び・・・少しばかり、板張りや・・・

トタン板張り外壁の家と・・・木造校舎が現役で使われていたくらい・・・

茅葺屋根の建物は、お土産屋さんで見かけるモノ・・・と思っていましたが・・・

久々に田舎に帰れば・・・郷愁そそる、味のある町並みに・・・川沿いには変わらぬ景色が残ります・・・。

気にして見ているのか・・・何気なく見ているのかの違いで・・・

同じ景色を・・・こんなにも美しく見せてくれるとは、思いませんでした・・・。

貴重な木材を惜しみなく使っている古民家では無く・・・地元の木材を使い・・・

手間暇を掛けて建てられた住まいに長く住み続ける・・・

新しいモノに魅力があるのは仕方がないとしても・・・古くから残る文化を残すのとは分けて考えて・・・

生活で不便な部分は・・・その良さを無くさないように手直しして・・・

日々のお手入れが出来る事で・・・大きな費用が突然必要にならない維持管理が出来ます・・・。

安普請な建物でも頑丈に仕上げてある造り・・・大口径の材木で無くても・・・

天然乾燥された健康的な構造材を使った建物です・・・。

現代の基準の良し悪しは別として・・・気持ちよく・・・楽しく・・・明るく暮らせる住まいは・・・

立派な古民家で無くても・・・お金を湯水のように使って造られた建物でも無く・・・

地域の職人が・・・地域で採れる材料で・・・地域で守り継がれるような建物であってほしいと想います。

 

 

 

 

 

 

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