暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

雪国

2019年12月25日 | 古民家

 雪が降ると・・・犬は庭を掛け廻り・・・猫はこたつで丸くなる・・・

子供も雪だるまを作るか・・・雪合戦をするか・・・・

若者は・・・雪が降れば大満足のクリスマス・・・

雪国の春・・・待ち焦がれた春の訪れ・・・作物も育たず、自然からの恩恵も少なく・・・

耐え忍ぶしかない冬の暮らしは・・・大人にとって・・・

辛く長い時間であって・・・無邪気に楽しむ余裕はありませんでした・・・。

それでも・・・漬物や干物、お餅におせち・・・と・・・

・・・長い冬を過ごす先人の知恵は、家庭ごとに継がれて来ました・・・。

囲炉裏を囲み・・・家族で過ご姿・・・

家の中なのに・・・吐く息は白く・・・家族みんなが、どてらや上着を着て・・・

古民家の暮らしがどれだけ寒い暮らしだったのか・・・?

経験している人も少ないと思います・・・。

薄い和紙が張られた障子・・・・隙間だらけの板の雨戸が外と室内の境界線・・・

夏を旨とした造り・・・床下は風が通り抜け、いかにも冬は厳しい環境です・・・。

寒ければ着込めば良い・・・寒ければ動けば良い・・・・

暑ければ脱げば良い・・・・?でも・・・脱ぐにも限度があって・・・

水に浸かってばかりいる訳にも行かず・・・

冬の方が・・・対処しようがある・・・そう思うのは自分だけかもしれませんが・・・

どんな環境でも・・・楽しみ・・・前向きに考え・・・解決策を楽しみながら考える・・・

いろんな知恵や工夫・・・・・・

先人の残してくれた考え方が・・・・多くの場面で、今も生かされていると想います。

 

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