暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

文字霊

2019年12月09日 | 古民家

 お辞儀をする・・・疑問にも思えない、子供の頃から習慣付けられた動作・・・

朝、行き交う近所のおばさんに・・・おはようございます・・・と、いいながらの会釈・・・

騒ぐ教室の中に、先生が入って来て始まる朝の会・・・まず始めは、あいさつからです・・・。

単純な挨拶に加わるのが・・・季節ごとの会話・・・今日は一段と冷えますね・・・

桜も一分咲きで満開が待ちどうしいですね・・・?

まだまだ暑さも続きそうですね・・・など・・・

四季のある日本・・・季節の話題は、そんな毎日の挨拶を彩るのに欠かせないアイテムになっています・・・。

挨拶以上に・・・文字や手紙はもっと複雑で・・・

季語や相手の立場・・・その場の雰囲気で色付ける言葉は沢山あります・・・。

メールでのやり取りは、あまりに簡素で・・・無機質な受け答えのようで・・・

それを補う絵文字や画像が用意されていますが・・・・・

心通うやり取りでは無いように思えて・・・

年賀状のやり取りが減る中・・・・炬燵でミカンを食べながら・・・年賀状で安否確認、、近況報告を知る・・・

そんな風物詩が無くなりつつあり・・・手紙のやり取りすら・・・無くなる世の中です・・・。

文字には個性があって・・・・書かれた内容以上に、その文字が訴える力は大きく・・・

きれい・・・汚いでは無く・・・思いを込めて書いてある文字なのか・・・?

不安な時に書いていた文字なのか・・・・?いい事があってウキウキしながら書いているのか・・・?

若かりし頃の手紙が見つかり・・・恥ずかしい思いをしたり・・・懐かしく思ったり・・・・

その時の自分に戻って、同級生のその後を知りたくなったり・・・

言霊があるように文字霊もあるそうです・・・。

多くの文字を残してきた先人の方々のように・・・

多くの文字に触れられるような暮らし向きで・・・・日々の生活があるように・・・と願います。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする