暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

着飾る

2019年12月05日 | 古民家

 夜の帳が下りる時間が早くなり・・・いつも見る車窓からの景色も色づき・・・

いやがおうにも・・・年の瀬に向かう時間の流れを感じずにはいられなく・・・

冷たく澄んだ空気が見せる夜景が・・・日ごと奇麗になって行くように感じます・・・。

以前ほど・・・電飾で着飾る住まいも少なくなり、ふと通り過ぎた眼の端に・・・・

きらびやかな佇まいを見つけると・・・一過性で終わる流行りと・・・

何でも取り入れてしまう日本人気質が・・・・たくましく思えてきます・・・。

夜景が奇麗なのは文明の象徴・・・・?

電気が・・・ふんだんに使えるようになって100年ほど・・・?

無くなりつつある裸電球の眩しさに驚き・・・太陽を造った人の技術に驚いた時もありました・・・

摩天楼と言う言葉を、そこそこ聞かなくなっても・・・嫌味なくらい奇麗な都心の夜景ですが・・・

眩し過ぎるほどの明かりで・・・何を照らそうとしているのか・・・・

目を奪われるほどの綺麗さや・・・派手さは・・・時として、良くない影響をもたらす時もあります・・・。

疲れきって・・・不安になって・・・そこに現れる、ほのかな明かり・・・

不安を打ち消し・・・安堵さえ覚え、すがりつくようにわずかな灯しを求めてしまう・・・。

闇に灯る1点の明かりは・・・かけがえのない温かさと、その温もりで心を包んでくれます・・・。

ロウソクや行燈の暮らしが教えてくれたものは・・・闇への恐怖と・・・明かりの大切さ・・・

素朴で他愛のない出来事を・・・本当に美しいと感じる心持が必要なんだと想います。

 

 

 

 

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