暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2019年12月03日 | 古民家

 大きな川の近くに文明は興る・・・・

それは・・・世界も日本も同じで・・・・人が暮らすには水が欠かせず・・・

飲み水とし・・・生活に必要な水として・・・移動など交通の手段として・・・経済の手段として・・・

江戸の町や京都の町は・・・水路の発達した町で・・・。

人や物を運び・・・大規模な用水路整備など、都市の未来を見据えて取り組んでいました・・・。

川があるから人が集まり・・・人が集まるから・・・川を整備する・・・

・・・物、人、情報が集まれば・・・大きな都市が築かれて行きます・・・。

中学で習った四大文明・・・・

メソポタミア・・・チグリス川とユーフラテス川

エジプト文明・・・ナイル川

インダス文明・・・インダス川

中国文明・・・黄河・・・・・・

氾濫する川には生活を脅かす脅威もありますが・・・それ以上に肥えた土地を造り・・・

作物を育て・・・先に書いたように、利便性が良い場所になります・・・。

日本の川は・・・地形の関係上、穏やかな川と言うよりも・・・渓流を思い浮かべてしまいます・・・。

その中でも・・・信濃川・・利根川・・・石狩川・・・300km超えの大きな川で・・・。(石狩りは300欠けます。)

文明が大きく発展していった場所としては少し弱いような気もしますが・・・

・・・権力者が造る都市や経済の基盤としての大きな川が・・・間違い無くありました・・・。

生活の中に水を上手に取り入れている町は多く・・・その管理を代々続けて守って・・・

今でも・・・水場・・・として、地域で管理する共同水場も現役で使われています・・・。

以前もお話ししたように・・・森があって、川があって、海がある・・・

循環の中で守られている暮らしがあります・・・。

大海原の中に・・・墨を一滴垂らしても・・・なんら影響はありません・・・・

子供が川におしっこをして・・・・数キロ先で誰かが水を飲んでも・・・なんら影響は無いでしょう・・・。

そんな事をする人が10人だったら・・・100人だったら・・・10000人だったら・・・

大切な水であり・・・川や海に依存する暮らしにの中にいる・・・

そんな当たり前のことを・・・大きな声で言わないといけない環境になってしまっているように想います。

 

 

 

 

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