暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

よりどころ

2019年11月28日 | 古民家

 地元でも無い人間が・・・どれだけひとつ場所に住み続ければ・・・・

その町が故郷と同じくらい、大切な場所となるのか・・・・?

それは・・・自分がそう思えば良いのか・・・廻りの方々にそう思われるものなのか・・・?

一つ所で暮らし続ける人も少なく・・・就学や就職でそれなりの場所に向かうのは・・・・

今も昔も同じで・・・人の大移動は日本に限らず・・・世界に向けられ・・・

心のより所があるからこそ・・・外に出ていられる・・・帰る場所があるから・・・

安心して外に向けて・・・一歩踏み出せると思っているのは・・・

古臭い考えから離れられない・・・昭和の人間だからなのでしょうか・・・?

利害関係の無い友人と会うのは楽しいモノで・・・・

幼馴染の代わり映えしない・・・いつまでも子供のままの友人と語り合うのもしかり・・・

世界が広がれば・・・そんな機会も減り・・・親戚一同集まるのは・・・冠婚葬祭くらい・・・

その機会も・・・仕事や家庭の事情・・・そもそもの結婚式も、まったくの内輪で済ませる・・・

従兄が何人いるのかさえ定かでは無い・・・希薄な親子関係から・・・親戚関係に至るまで・・・

社会が大きく広がった分・・・繋がりの薄い社会構造になったように思えます・・・。

古民家と並んで・・・存在感ある姿の土蔵・・・その中を改修して・・・

音楽スタジオとして活用する場面を、各地で見ています・・・。

住宅地であれば・・・防音対策が必要ですが・・・

もともと土壁を厚く塗り固めた強固で・・・防火対策の造り・・・・

本格的で無くとも・・・そこそこの防音効果はあって・・・

狭いながらも・・・独特の空間で演奏されれば・・・生の臨場感もあって・・・

心地よいひと時を感じる事が出来ます・・・。

利活用・・・再生・・・いろんな取り組みが行われる中で・・・地元が集まる・・・

地域の方々が集う・・・・そんな空間としての古民家は・・・・

何故か人を引き付けるモノがあるように想えます。

 

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