暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

おむすび

2019年11月27日 | 古民家

 形は悪くても、水分たっぷりの野菜に・・・・ほんのり甘くて大豆の香りがする豆腐・・・

竈で炊いたツヤツヤのご飯に・・・シャキっとした大根の葉っぱが入ったお味噌汁・・・

ホクホクの里芋に・・・ジューシーな椎茸や取れたてのタケノコを素焼きで頂く・・・

四季を通して・・・旬の季節に育つ作物を収穫して・・・・新鮮なうちに食す・・・。

つつましくも贅沢な日本の食文化です・・・。

環境変化がうたわれ、そこで暮らす動物や・・・人の体にも変化が現れ・・・

住みづらい環境になる以上に・・・人の健康も脅かされています・・・。

人の体内に入る食物・・・・1日3食・・・(2食の方もいらっしゃいますが。)・・・

しかも継続してしっかり摂取していれば・・・食が体に与える影響が大きい事は間違いなく・・・

長寿の国と言われながらも・・・その実情はいかがなものなのか・・・?

モノが無い時代・・・貧困にあえぐ環境で、明日も見えない暮らしを過ごし・・・

がむしゃらに生きて来た先人の方々が・・・超高齢化言われ・・・

何故か、肩身の狭い思いをして暮らしています・・・。

厳しい時代を生きて来た方々だからこそ・・・長生き出来ていると思うと・・・

何となく生きて来た自分など・・・平均寿命に手が届くこと無く、生涯を終えるのかな・・・?

得体のしれない食の暮らしが続けば・・・それはもっと加速して追いかけてくるのかな・・・?

そんな世代が益々増えて来ています・・・。

美味〇〇ぼや・・・孤〇〇グルメのような食を紹介する媒体は多いのですが・・・

その中には・・・素材そのものの良さを伝える部分もあり・・・・

日本のおもてなしをどのように表現するか・・・そこに日本の食文化を支える大切な部分があります・・・。

喉が渇いている人に・・・冷たい水を出すのでは無く・・・まずは、熱いお茶で渇き切った喉をやさしく暖め・・・

その次に・・・水出しのお茶で、すっきりとした甘さを感じてもらい・・・体の隅々まで潤いを感じて頂く・・・。

お腹が減れば・・・どんな質素なモノでもおいしいのですが・・・

その手には・・・もぎったばかりのトマトやキュウリや・・・塩おむすびであってほしいと想います。

 

 

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