暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

平凡で平穏

2019年11月14日 | 古民家

 歴史に名を残す偉人が必ずしも功績を残したかと言えば・・・・

褒められない、負の部分で有名な人も多く・・・良くも悪くも、極端な行為が人の目を引き・・・

賞賛も酷評もされて・・・歴史に名を残すことになります・・・。

 

文化的価値のある建物・・・どれだけの財力があれば建てられるのか・・・?

貧富の差がはげしい時代こそ・・・経済的に発展する時代だからこそ造られた建物は多いと思います・・・。

世に残る名建築の中には・・・奴隷を扱う商いで財を成し・・・パトロンとして・・・

若く・・・才能のある、お気に入りの建築家・画家などに仕事を依頼していました・・・。

だからこそ・・・今も有名な絵画や建造物は残りますが・・・

その裏には悲しい現実があります・・・。

 

植民地化されていない日本・・・・(戦後から植民地化されているようなもの、と言われる方もいますが。)

それでも・・・悲しい思いをする方も多くいましたが・・・

各地に残る民家・民藝は・・・庶民の暮らしに沿った建物で・・・生活の知恵が生かされた証です・・・。

有名では無く・・・特別良い事も、悪い事もしていません・・・。

自分の暮らし・・・家族の暮らしを大切に、穏やかな暮らしを続けて来ただけです・・・。

平凡な暮らしにこそ・・・平穏の中の美しさが感じられるように想います。

 

 

 

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