暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

いぶし銀

2019年11月12日 | 古民家

派手すぎず・・・内から漂う魅力・・・・いぶし銀・・・

この所聞かない言葉でした・・・・どうしてかと言えば・・・その言葉に合う対象が無いから・・・

新しく、派手で・・・高価なモノには似合わず・・・どちらかと言えば、古くからある伝統的なもの・・・

主張しすぎない・・・奥ゆかしさがあるモノに似合う言葉です・・・。(個人的な見解です。)

日本人の心・・・侘・寂(わび・さび)が教えてくれる、奥ゆかしさの中にある強い思い・・・

おもてなしの心が中心にあるとするなら・・・派手に自分を表に出す事無く・・・

あくまでも主役はお客様であり・・・迎える方に向けて、心地良い時間を過ごして頂けるように振舞う事・・・・。

自分の個性を大切に・・・個性を多くの人に理解してもらう為に発信する場が増えていますが・・・

驚かせる・・・尊敬してもらいたい・・・有名になりたい・・・その気持ちが強くて・・・

少し無理をしているような気がします・・・。

頑固で堅物な職人さんも少なくなりましたが・・・融通が利かない人ほど・・・

こだわりのある手仕事に誇りをもって・・・何年経っても、努力を怠らない・・・新たな事に挑戦する・・・

その姿勢を貫いて・・・ゆえに、言葉少ない頑固さだけが目だってしまうのだと思います・・・。

隠れてしまい・・・人の目が・・・日の目を見ないような場所の造りにこだわり・・・・

仕上げに入る職人さん・・・数十年・・・数百年後の手直しの時に携わる職人さんにも恥ずかしくないように・・・・

丁寧な技を残す・・・・・。

そんな粋でカッコいい仕事に携われるなら・・・いぶし銀の技を次の世代に残せる仕事・・・

誇りある仕事と言えるのではないのかな・・・・と想います。

 

コメント
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