暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

星空

2019年11月09日 | 古民家

 水仕事をすると・・・てき面に手が荒れてカサカサになって・・・

年齢を感じ・・・季節を感じ・・・便利グッズも無い時代の方々の苦労に頭の下がる思いです・・・。

乾燥した空気は・・・そんな代償がある半面・・・・すばらしくキレイな冬の空を与えてくれます・・・。

朝早い時間、お家から外に出た時・・・車から降りて、ふと夜空を見上げた時・・・・

都会では経験出来ませんが・・・街灯の少ない田舎では、降り注ぐような星を見る事が出来て・・・

・・・町中で、神秘的な空を眺められるのは・・・何事にも代えがたい経験です・・・。

 

伝統的な町並みや・・・古い宿場町・・・・昭和の面影が残った町・・・・・・

とても落ち着くのは・・・その時代を経験して来た世代だけでは無く・・・・

その時代に生まれていない若者でも・・・魅力的な空間と感じて・・・

それは・・・少しのわがままも受け止めてくれる、懐の深い母親や・・・父親のように・・・

心の奥底で・・・安心出来る空気をまとう感覚と同じなのかもしれません・・・。

 

DNAに刻まれている・・・なんてキザな事は言いませんが・・・

自然に近いもの・・・人の手の温もりがあるモノは・・・そこにあるだけで、安心感を与えてくれんだと思います・・・。

だから・・・職人さんが造った道具も住まいも・・・

無垢材や自然の素材そのものを使った品物が並ぶお店も・・・町並みも・・・

そこそこ大量生産の駄菓子でも・・・町工場で、家族総出で造るお菓子には素朴な温かさがあります・・・。

帰りたくなるお家・・・住みたくなる町・・・・見上げたくなる空・・・・

そんな場所がたくさん残せたら、いいなぁ・・・と想います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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