暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

平凡

2019年10月30日 | 古民家

 日本各地に伝統的な行事や祭りごとは沢山あって・・・

狭い日本と思いながらも・・・その多様性には驚かされ・・・

奇祭と言われるお祭りは・・・TVでも雑誌でも紹介されているので、詳しい方も多いでしょうが・・・

冠婚葬祭でも・・・奇抜な決まりごとはあるようで・・・白装束で練り歩いたり・・・

お金を持って庭で踊ってみたり・・・引き出物が魚の形をした砂糖であったり・・・

魚の半身が結納返しだったり・・・・

世界に目を向ければ・・・もっと複雑怪奇な催しがあるのだと思います・・・。

島国であれば・・・そこそこ、閉鎖的な地域が多いかと思えば・・・・

外人さんを天狗と思うくらい・・・免疫がない時代に、遭難した外人さんを村中総出で助けたり・・・

こっそりとかくまったり・・・人が良いだけなのか・・・好奇心が島国根性を上回っているのか・・・

取り入れた文化を・・・さらに昇華するだけの技術や知識を持っていた事で・・・

世界の行事も取り入れて・・・1年中何かしらのお祭りが・・・各地で行われているように思います・・・。

クリスマスに・・・バレンタイン・・・最近盛り上がりが激しいのはハロウィンでしょうか・・・

仮装は昔からもあったようですが・・・コスプレなる言葉が市民権を得たように・・・・

お祭りにもイベントにも・・・欠かせない演出になっています・・・。

娯楽の少なかった頃には・・・1年に数回・・・季節ごとの行事が楽しみで・・・

花が芽吹くだけで・・・そこでお団子とお茶を頂けるだけで・・・幸せな日々だったと思います・・・。

次々と新しいモノを生み出すのには限界がありますし・・・その要求につぶされてしまうかも知れません・・・

変わり無く訪れる平凡な毎日がどんなに幸せで・・・どんなに大切で・・・・

とても貴重な時間なんだと・・・・そう思える人は少なく・・・・

事故や怪我・・・病気になって初めて解る・・・失って初めて気付く人も多くて・・・。

伝え継がれて来て・・・繰り返される日々に・・・安堵する暮らしでいられたらと想います。

 

 

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