暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

タネ

2019年10月14日 | 古民家

 植物のタネをあらためて見てみると・・・形や色、その仕組みまで・・・・

長い時間を掛けて進化し・・・順応して来たのが良く解ります・・・。

植物学者でも無いので・・・科学的な根拠はありませんし、信憑性もありませんが・・・

種を残す為の工夫には驚いてしまいます・・・。

庭の雑草を取ろうと、手で掴むと・・・芽のような部分が爆弾のようにはじけて・・・

良く見れば・・・小さな種が飛び散っていました・・・。

クローバーのようなヒョロ長い雑草を抜くと・・・手ごたえもなくスルッと抜けて・・・

その地面を掘ると、白い種のような根っこが残っていました・・・。

甘い実は・・・鳥などの動物に食べてもらい・・・その種は、離れた場所のどこかで・・・・

糞に混じって落とされ・・・そこで育ち、種を増やす工夫です・・・。

先に話した草花も・・・危険が迫ったら種をばらまく・・・・

トカゲのしっぽのように、葉っぱが取れ易くして大切な部分を守る・・・

種に羽根のような突起が付いていて・・・・種に綿毛が付いていて・・・・

どちらも遠くに種が飛んで行ってもらう工夫です・・・。

動物でも・・・植物でも・・・地球に生きるすべての生物は・・・長い時間の中で・・・

どうしたら生き残り・・・自分の種を次の世代に残せるかを本能的に考え・・・

進化の過程を生きて来ました・・・その中には、環境に順応出来なくて・・・

進化の方向がうまくいかなかったのか、絶滅した種も少なくはありませんが・・・

自然淘汰では無く・・・人間社会の影響で絶滅向かっている現実がある事も無視はできません・・・。

安心して暮らせる場所では無い地域に・・・生活の基盤を造ってしまったり・・・

自分達を守ってくれる場所を、簡単に破壊してしまったり・・・

人は・・・・種を残す大切な部分を自らの手で無くしているようにも思えます・・・。

便利で豊かな暮らしにはなりましたが・・・これから向けるべき工夫や変化は・・・

環境に合わせた変化が必要になるのかも知れません。

 

コメント
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