暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

森羅万象

2019年09月29日 | 古民家

 生き物の中で・・・女性が子育てを受け持つ部分は多くて・・・

昆虫の世界では・・・コトを終えれば雄は食べられてしまう場面もあるようで・・・

・・・かと言えば・・・卵が孵化する間、雄がずっと抱えていたり・・・口の中で孵化するまで守ったり・・・

なかなか神秘的な役割があって・・・卵を産んでしまえば、後は勝手に生まれて勝手に育ってくれと・・・

言わんばかりの場合もあります・・・。

哺乳類のように・・・一度に生まれる数が少なければ・・・親が大切に守り育て・・・・

何百・・・何千と生む魚や昆虫などは・・・育てる事は出来ない分、数で種を残す工夫がなされて来ました・・・。

住まいの歴史は・・・竪穴式住居から始まり・・・(もっと前は、洞穴なのでしょうか?)

掘立柱建物・高床式など・・・高度な技術や道具の発達で・・・住環境は良くなり・・・

簡単に移動できるような簡素な造りから・・・定住して暮らす為の造りに変化し・・・

南と北の環境の違いで工夫された屋根の形や・・・間取り・・・

使われる素材も・・・地元で取れる材料を使い・・・地産地消が行われ・・・手に届く素材を使う・・・

循環のサイクルが出来上がっていました・・・。

家族で造る住まいもあれば・・・集団で助け合い、定期的に維持管理する仕組み作りもありました・・・。

自然からの恩恵は・・・いつでもある訳では無く・・・取り過ぎれば無くなり・・・

独り占めしてしまえば・・・集団での生活は成り立ちません・・・。

季節と共に、住まいを移動する民族もいれば・・・その場にとどまり・・・

作物を育て暮らし・・・世代を繋いで行く・・・文化の違いは暮らしに現れ・・・

住まいに対する考え方も違って来ます・・・。

土地を大切に・・・廻りにある自然をうやまい・・・すべてを思う気持ち・・・

それが日本の暮らし方です・・・。

やおよろずの神(八百万の神)・・・多くの神様を示しますが・・・

どんなモノにも神が宿る・・・土地に根付いた暮らしによく合う考え方だと想います。

コメント
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