暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

おおらか

2019年09月11日 | 古民家

 真面目と言われる性格は・・・日本人の代名詞だったように思います・・・。

時間を守り・・・規則を守り・・・一度決めたらとことんやり抜く・・・

目上や上司・・・古くは・・・城主に・・・長(おさ)など・・・・

厳格な教えや・・・先輩の声は神の声、のような社会の仕組みが、一生懸命やらざるを得なかったのか・・・

それとも・・・農耕民族の性で、生き物相手の暮らしでは・・・手を抜けば、そのまま自分に返ってくる・・・

だから真面目にならざるを得ない・・・そんな生活環境があったのかもしれません・・・。

(すごく個人的な見解です。)

普段使いの漆塗りのお椀や陶器のお茶碗・・・・陶芸としての作品よりも馴染みがあり・・・

素朴で・・・その当時の生活を伝えてくれるとても貴重な資料でもあるのですが・・・

少しいびつな形や・・・歪んでいる所・・・・子供のような絵・・・・

でも・・・良く見れば・・・手間のかかった装飾や・・・何度も塗っては乾かし・・・

細かな絵付けと模様は・・・現代の技術で・・・?凝り固まった頭では思い浮かばない感覚で・・・

その当時のおおらかさや・・・窮屈な環境・・・苦しい生活・・・生きる事の大変さ・・・

いろんな思いが表われた・・・普段使いの良さが出ていると思います・・・。

機械を使って・・・AIを駆使して・・・精度よく、誤差の無い品物はたくさん作れますし・・・

その正確さが無ければ・・・命の危険につながる場面もあります・・・。

先進技術はいくらでも重要機密・・・極秘だと言われて仕方が無くても・・・

食や住に対する・・・安全性や体に影響する部分を公にしないのはおかしい・・・

そんな言葉を聞きます・・・。

今の建築基準法が・・・時代に合わないなんて、口が裂けても言えませんが・・・

こと、古民家に関して言えば・・・建物が揺れて大きな力をいなす・・・

そんな造りを・・・今の基準に合わせるのは、間違っている・・・

・・・後戻りしない・・・出来ない方々はさておき・・・

数字に表せない部分が・・・まだまだ必要だと思うのは自分だけでは無いと想います。

 

 

 

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