暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2019年09月07日 | 古民家

 故郷を遠く離れても・・・・何歳になっても、懐かしく思い出して食べたくなる・・・・

おふくろの味・・・・・

少し焦げ目のある卵焼き・・・色遣いなど気にしない、茶色のおかずが勢ぞろい・・・

前の日の晩御飯そのままのお弁当など・・・・

何かしら思い出が隠れていて・・・

友達に笑われて、本気で腹を立てた、あの頃の自分に苦笑する人もいるでしょう・・・。

給食の思い出話をすると・・・年齢がバレてしまっても語り合いたい内容ばかりですが・・・今はさておき・・・

昨今のお弁当事情・・・キャラ弁なる、食べるにはもったいない極彩色豊かで・・・

子供が大はしゃぎするほど、手の込んだお弁当のご家庭があるとしたら・・・

おふくろの味が・・・コンビニのおにぎりだったり・・・・

悲しい話ですが・・・満足に食べられない子供もいる現実があります・・・。

家庭事情・・・社会の考え方が変化して・・・シングルのお子さんも多く・・・

おふくろの味・・・と・・・子供の前ではおいそれと言えない場面もありますが・・・。

食の教育・・・食育は・・・食べ物の栄養や・・・食べ方だけで無く・・・

それぞれの家庭に合わせた・・・おふくろの味を見つけなくては・・・

その先・・・子供が成長し、いずれ母親となった時・・・体も、心も帰る場所はここだと・・・・

自分の子供に伝える事は・・・とても大切だと思います・・・。

大家族の生活は無くなり・・・共働きに出る両親・・・・

孫の面倒で、ヘトヘトのおじいちゃん・・・おばあちゃん・・・。

出来あいのご飯に・・・1人で食べる食事・・・何かしらのゆがみが出てもおかしくは無いと思います・・・。

女性の社会進出・・・セクハラ・・・おふくろの味を語ると・・・そんな言葉が頭をよぎりますが・・・

お父さんがお弁当を作り・・・子供を送り出す生活をされている方もいらっしゃいます・・・。

いろんな事情があっての家庭ですが・・・便利で、快適な暮らしを求める中から生まれた歪みだとしたら・・・

元に戻すには・・・大きな決断や考え方を180度方向転換しないといけない分岐点に来ているように想います。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする