暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

眠り

2019年09月03日 | 古民家

 たぶん12時間はもちろん・・・24時間も寝れてしまうんだろうと思えた頃・・・

朝の5分・・・10分はとても貴重で・・・母親に何度起こされても・・・・

吸いつくように、布団と枕を抱きしめていたのを・・・懐かしく思うのは自分だけでは無いと思います・・・。

玉のような汗を額に浮かべていても・・・煌々と明かりが射しこんで来ても・・・

夢の世界から子供を連れだして来る事は、なかなか出来ないものなんでしょう・・・・。

布団に入って3秒で寝てしまうのは・・・寝付きが良いのでは無くて・・・気絶しているそうです・・・。

疲れ果ててあっという間に寝てしまうのは・・・本来の睡眠にとって良い訳では無いそうで・・・・・

眠りに入る少し前・・・手に触れれば・・・その手の温もりが眠りに就く前の合図・・・・・

特に子供は解りやすく・・・ホカホカの手に・・・ツルンとした柔らかい頬も同じようにポカポカです・・・。

人によって好き好きはあって・・・好みなのですが・・・・

無垢の木の香りには・・・・リラックス効果や・・・安眠効果もあるようで・・・

檜のチップが入った枕は、とても良い効果があるそうです・・・。

以前お話した・・・新月伐採・・・自然乾燥材・・・・木材の水分を短時間で抜く為に・・・・

高温の窯に入れて乾燥させた、強制乾燥材・・・・

その他にも・・・低温乾燥・・・燻煙乾燥・・・バイオ乾燥などいろんな方法があります・・・。

取れたての木材は・・・どんな形であれ、乾燥させないと商品として加工も出来ず・・・

伐採したて・・・起きたばかりの木材に含まれる水分は、切断面から滴るくらいの勢いです・・・。

それぞれ乾燥させた杉の木の破片を・・・小瓶に入れてにおいを嗅いでもらう・・・・

どれもそれぞれ違いが解ります・・・やさしかったり・・・ツンと来る香りだったり・・・

玄関から、住まいの中に入った時に感じる香りを想像して、住まい造りをする人はあまりいません・・・

心の豊かさを求める暮らしは・・・そんな些細な事からも感じられるのかもしれません。

 

 

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