暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

おおらか

2019年08月27日 | 古民家

 雪国育ちなので・・・夏は苦手で・・・寒ければ洋服着ればいいじゃないか・・・

暑いからと言って、裸で歩きまわる訳にいかないので・・・

冬の方がなにかと対処出来るじゃないか・・・。

そんな風に思うのですが・・・

木造建築に大敵の害虫・・・シロアリ・・・その生息範囲が北に広がっています・・・。

ヤマトシロアリ・・・北海道の一部以外、日本中ほとんどの場所に生息していて・・・

寒さに強く・・・日本でシロアリと言えば、ヤマトシロアリです・・・。

イエシロアリ・・・大きな集団で生息するので、大きな被害につながります・・・。

暖かい地方・・・沖縄や九州・・関西方面など生息範囲は限られたいましたが・・・

気温上昇が原因で・・・その生息地域が広がって来ています・・・・。

アメリカカンザイシロアリ・ダイコクシロアリ・・・乾燥した木材を好み・・・家具なども被害にあいます・・・。

外来種で・・・輸入品の中にまぎれ日本に入って来ました・・・。

高機密の住宅・・・床下が見えない布基礎やベタ基礎の構造で作る建物になり・・・

簡単に点検が出来ない・・・湿気や結露で、カビや害虫の好む環境を作ってしまっている・・・。

など・・・住まいの点検や補修が、電子機器だらけの家電や車のように・・・

素人には手が出せない代物になってしまった・・・そんな理由も大きいと思います・・・。

大抵の事は自分で出来た時代と違い・・・再分化された職種が多かった江戸時代とも違い・・・

作った会社が責任を持って点検も・・・修理も請け負う時代・・・危機管理などと・・・

何事にもリスク回避を前提に物事を考えないと・・・極端に言えば、社会から追放されてしまいます・・・。

消費者目線と言うよりは・・・穏便に済ませる通り一辺倒な社会なのかもしれません・・・。

石場建てと言う・・・柱が、地面に置いてある石の上に乗っかっている造りの住まい・・・

床下は気持ちがいいくらい風が抜け・・・人が入るにも、動物や虫達が入るにも・・・

まことに環境良く・・・見通しの良い造りでした・・・。

湿気を好むシロアリ・・・カビには、少し住みにくい環境で・・・何事か被害があっても・・・

早期発見・・・早期治療が出来る・・・メンテナンス、維持管理の等級で言えば・・・

4くらいあるのでは・・・?(基準の等級は3までしかありません。)

おおらかな気持ちで暮らしていると・・・

それ以外の暮らしに関わる生活も・・・・きっとおおらかになるのだと想います。

 

 

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