薪割りをしたことがありますか・・・・?
五右衛門風呂の姿も見る機会も減って・・・
薪ストーブが流行りだとしても・・・住宅街を見回して・・・ニュっとそびえる煙突が・・・
必ず数件見つかるほど・・・みんなが持っているのでも無く・・・
一家に一台に薪ストーブを!!などと、コマーシャルをしている訳でもありません・・・。
そもそも・・・丸太も、その辺りで見かける代物でも無く・・・・
斧を持っているご家庭も、そうそう無いと思います・・・。
日本刀の居合切り・・・・簡単に振り回しているように思えても・・・
以外と重い日本刀(真剣)・・・上段から不用意に振り下ろせば・・・
もれなく足の指先か甲の辺りなど・・・ブスリと大けがしてしまうようです・・・。
斧も同じく・・・渾身の力で頭の上から振り下ろせば・・・・円軌道を描いた切っ先は・・・・
丸太をカスリながら・・・足の向う脛の辺りに、ガツン・・・と・・・大変な大怪我となります・・・。
刃物を取り扱う注意点はいろいろありますが・・・
普段あまり接触しなくても・・・流行りで何となく触れる機会があり・・・手軽そうに体験出来る・・・
そんな所に・・・大きな落とし穴が待っています・・・。
鉄鎚・鋸・スコップに鍬などの道具や・・・マッチ・紐の結び方・雑巾の絞り方など・・・・
普段の暮らしで使われなくなった・・・生活する上で大切な文化が伝わらなくなっています・・・。
サービスは・・・お客様の満足度を上げる仕組みで・・・今では・・・
感動頂ける取り組みが当たり前になるようなサービスが求められています・・・。
それだけお客様に興味を持って頂き・・・購買意欲を高めて・・・・
会社や商品のファンとして・・・固定のユーザーを増やすような動きなのですが・・・。
人口減もあって・・・モノであふれる時代・・・特別な何か・・・・
他とは違う差別化をしなければいけません・・・それが・・・過剰なサービス・・・・
そんな動きになっているような気がします・・・。
ワガママな考え方かも知れませんが・・・痒い所に手が届くようなサービスや商品・・・
補助的に使う・・・社会的弱者の方が利用する・・・などの場合は良いのですが・・・
面倒・・・手間・・・自分の時間を優先したいなど・・・
各家庭にあって・・・その家庭ならではの、とても小さな伝統や歴史・・・・大切な部分に触れないまま・・・・
失われてしまうものが多くなっていると思います・・・。
刃物を使ったワークショップ・・・薪割りの体験・・・・土壁・竹小舞いの左官体験・・・・
多くの仲間が、そんな取り組みを行っています・・・。
夏休みの宿題もそうですが・・・子供が本当に学べる場を本当は・・・
各家庭で作れたら良いな・・・と想います。