暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

担い手

2019年08月22日 | 古民家

 地域で伝わる昔し話・・・・神話や童話・・・怪談・・・・

夏の定番きもだめし・・・百物語など、涼を感じるイベントはこのところ少なくなっていますが・・・

猛暑を感じながらも・・・建物の中に入れば極端な温度差と・・・

自宅に帰っても・・・異世界の環境が整う空間ばかりで・・・

・・・体や心で体感する日本の夏は、どこか遠い世界の話になってしまいました・・・。

各地に伝わる民話・・・・口づてで伝わる話し・・・おのずと内容が少しづつ変わったり・・・

伝わらなかったり・・・方言や、実際あった話も時代とともに変化していくのは世の常で・・・。

それも文化と歴史だと言われればそうなんだと思えて・・・

史実として残るものすべてが本当にあった事なのか・・・創作なのかは実際の所解らない・・・・

でも・・そのあいまいさが、多くの話題を造り、妄想を生んで・・・

結論の無い・・・話題の尽きない楽しみになっていると思います・・・。

語り部として、話しをされる方々も少なくなり・・・そんな話を聞く子供も少なくなり・・・

時代に埋もれてしまう文化は数多く・・・

古民家に見られる技術もそうですが・・・森に働く人・・・田畑で汗をかく人達・・・

海の荒波に耐えて励む人も・・・働き手が少なく・・・その技術の継承も・・・・

日本の食文化を伝える担い手の行く末を憂いてしまいます・・・。

古臭い考え方思われるのかもしれませんが・・・

積み重ねて・・・継続されて来た事で今がある・・・そう思えば・・・

それらを次の世代に残せるのは・・・自分達の役目なのかな・・・と想います。

 

コメント
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