本物と偽物・・・
境界線がハッキリしない所もあれば・・・あからさまに別物でしょう・・・。
と、言うのもまであると思うのですが・・・
真似される=真似したいほど価値があり・・・偽物を作りたいほど多くの人がそれをほしがっている・・・。
とても喜ばしい事で・・・世間で称賛される立場となったのです・・・。
それでも・・・・それを悪用する悪い人はいるのもで・・・
偽物を作り金銭を得たり・・・無断で運用したり・・・真似される事で悪い印象が残ってしまったり・・・
古今東西・・・そんな話しは尽きませんね・・・。
絵画や工芸品のたぐいは偽物のオンパレードのようで・・・
情報が乏しい時代は・・・本人を真似る輩も多かったようで・・・
名工と言われる「左 甚五郎」・・・(日光東照宮の彫刻で有名ですね。)
日本各地に、その作として残るものの・・・代々受け継がれて来た名前なのか・・・・?
地域も年代もまちまちで・・・名前を勝手に借用したのか・・・?と思われる品もあるようです・・・。
良くお話しする木材についてですが・・
木材に、本物と偽物はあるのか・・・・?
人工的な処理で・・・木材をカラカラに乾燥させた木材を、木と呼んで良いのか・・・?
端材を集めて・・・・接着剤で大断面とした木材を、国産の木と呼んで良いのか・・・・?
調湿効果があって・・・健康に良いとされる珪藻土・・・
材料の中に、数パーセントしか含有されず・・・接着剤を大量に入れた素材が健康良いのか・・・?
動物も植物も水分がなければ生けてはいけません・・・
その水分をほぼ取り除いてしまう木材に・・・柔軟性も、しなやかさも・・・潤いも無く・・・
接着剤で固めてしまう素材に・・・・湿度調整も・・・カビの抑制も出来ません・・・。
日本の食品に使う添加物量の多さは・・世界有数で・・・・でも・・・・
合成着色料・・・合成保存料は使用していません・・・・遺伝子操作されていない・・・・など・・・
良い事は表示していても・・・・基準を下回るから表示しなくても良い・・・・
対象外だから表示しなくても大丈夫・・・・。
偽物は良くありません・・・・しかし・・・基準が無いからと、良くないモノを隠し・・・・
あたかも良いモノのように・・・堂々と許されているのはいかがなものでしょうか・・・?
天然乾燥され・・・天日で干され・・・・時間をかけて乾燥された木材は・・・
お日さまの香りがします・・・・。(ビスケットの香りと言った方もいらっしゃいます。)
時間をかけて発酵された土は・・・田んぼで遊んでいた頃のザリガニの匂いがします・・・。
どこまでが本当で・・・・どこまでが偽物なのか・・・多くを学びたいと想います。