暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

変化

2019年08月09日 | 古民家

 鰆・・鰹・・鯉・・・鯵・・・・鱈・・・・鯖・・・・・

当て字もあるかと思いますが・・・姿形や状況を表わした、解かりやすく・・・

優しい表現になっていると思います・・・。

古くは中国から伝わってきた漢字を・・・自国の言葉に変化させて・・・

覚えやすく・・・書きやすい漢字になり・・・・平仮名・・・片仮名も使い・・・・

もっと親しみのある言葉として・・・さらに変化させて来ました・・・。

食物を作り・・・・道具を編み出し・・・環境に合った食物が何かのいたずらで新たに育ち・・・

道具も変化し・・・育て方も工夫を重ね・・・連綿と続いて来た時間が・・・

この100年ほどで大きく変化し・・・食物を育て暮らす社会がなくなりつつあります・・・。

豊な国になる為・・・・経済を大きくするには・・・手作業での農業や・・・畜産・・・養蚕では限界が有り・・・

経済発展を押し上げてきたのは・・・始め、お茶や養蚕でしたが・・・車・鉄鋼などの工業が大きくなる事で・・・

日本は経済大国になって来ました・・・。

その影響が各地に広がりはしましたが・・・・日本の海も山も川も・・・

様子が変化して・・・景観は変わり・・・どこに行っても同じような都市が作られようとして・・・

取り残されるのは・・・片田舎と言われるような何も無い山の中・・・・・

その格差は広がり・・・若者が減って・・・子供がいなくなり・・・限界集落と呼ばれるようになりました・・・。

そんな場所に、自然は残り・・・昔ながらの街道と暮らしが残り・・・忘れられた村や町が・・・世界から観光客が来る場所となり・・・

日本が無くそうとして・・・ゴミのように扱っていた茅葺屋根の住まいが世界遺産になり・・・・

関係者以外誰も関心が無く・・・経済発展の礎と言われる、時代に取り残されたような施設も、日の目を浴びています・・・。

懐古主義なのでは無く・・・・この国の文化として・・・誇れる歴史として残されなければいけなくて・・・

その心を表わした暮らしが守られなければ・・・独自の発展をして来た宝物のような文化を・・・

自らの手で消し去ってしまっているような気がします。

 

 

 

コメント
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