暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

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2019年08月07日 | 古民家

 日本の伝統的な文化・・・・藍染・・・手すき和紙・・・竹細工(蔦を使っての生活用具)・・・漆器・・・など・・・

どれも時代に取り残され・・・本当に大切に思う一部の方々や・・・伝統工芸として、お土産の類になって・・・

細々と残っている状態のような気がします・・・。

生活の中に取り入れ・・・暮らしに沿った使い方を学べば・・・どれだけ良いものなのか・・・・知ってもらえるのに

・・・・価格の面もあれば・・・少しの手間を惜しむ、簡単便利で、使い捨て優先の社会では・・・

敬遠されてしまう・・・そんな文化になってしまったのかもしれません・・・。

以前・・・Tvの番組で・・・着物をアロハに仕立て直す話題を紹介していました・・・。

アメリカと日本文化を古くから融合した商品で・・・・アジア的な柄や和風の模様で造られたアロハは・・・・

異国情緒あるアロハの姿の中に・・・日本文化がすっぽりと鎮座して・・・とても斬新で・・・・

でも・・・各国の文化をバランスよく残した商品になっていました・・・。

固執した考えでも・・・伝統を無視した考えでは、守って来た人達には受け入れられないかもしれません・・・

新しく始める・・・今までとは違った試みで再チャレンジする・・・・

うまく行くか・・・失敗するかは誰にも解かりませんし・・・・

大反対にあった新商品だったモノが・・・いざ売り出してみれば、世界中で大ヒット・・・なんて話しも有ります・・・。

手すき和紙は価格も高くて・・・施工するのも技術が必要です・・・。

でも・・・長い年月その美しさは残り・・・手間を掛けた分・・・その何倍も生活に豊かさを与えてくれます・・・。

安物買いの銭失い・・・・・その安物が以外に良いものとして・・・技術向上させて来た事はすばらしいのですが・・・

その見返りは・・・近年の世界情勢を見れば・・・真綿で自分の首を絞めているかのようです・・・。

贅沢ではありません・・・長い目で見れば・・・本来の物を大切にする、質素で心が暮らしに戻るだけだと想います。

コメント
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