暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

お手本

2019年08月06日 | 古民家

 家の前を流れる用水を汲み上げて・・・・火照ったアスファルトに広げれば・・・

地図のように広がる水の跡も・・・一瞬で姿を消して・・・

一見涼しそうで・・・心地よさを感じながらも・・・その実は、ゆらぐ陽炎の如く・・・

ゆらりと景色が歪んで・・・ムッとする湿度が体にまとわり付き・・・

まだまだ、秋の気配は遠く・・・これから来る残暑にうんざりと空を見上げ・・・

にらみを利かせる入道雲が・・・ますます大きく育っています・・・・。

夏を少しでも快適に・・・・?楽しく過ごす工夫が・・・打水や風鈴・・・

朝顔をを愛でたり・・・花火や祭りを楽しんだり・・・

家の前・・・玄関先で将棋を楽しむ姿などは・・・昭和の下町の風景で・・・・

自分にはない記憶ですが・・・夕涼みが出来る環境であれば・・・・

路地で近所の方々が雑談をする光景は・・・心穏やかになる暮らし方なのかも知れません・・・。

住宅事情や立地が許されず・・・・隣近所や地域の繋がりが希薄になり・・・・

古くからの知り合いでも無く・・・そんなに親しく無い者同士が、肩を寄せ合って住む環境では・・・・

物々交換も・・・・他愛もない相談・貸し借りが出来ないのが現状です・・・。

信頼していた人に裏切られるような事が・・・世間を騒がしたり・・・・

とても礼儀正しい人でした・・・そんな事をするなんて・・・・・・・

でも・・・・本当に心から気兼ねなく話せて・・・甘えられる・・・そう思える関係は少なく・・・

田舎の方は誰もが優しいと言われますが・・・・外から来る人を拒む地域もあります・・・。

すべてを肯定は出来なくても・・・・先人が行ってきた「結」の精神は・・・・

そんな地域の関わりを・・・子供の頃から見ているかどうか・・・そんな暮らしのお手本が・・・・

とても重要なのかな・・・と想います。

 

 

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