暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

風流

2019年07月26日 | 古民家

 赤に白・・・橙色や・・・少しアクセントで黒もいて・・・・

裸電球がまぶしい白熱灯の下を・・・・優雅に・・・?・・・とも思えないけれど・・・泳ぎ回る金魚達・・・・

大物を狙えば結果は目に見えていても・・・狙わずにはいられなく・・・

ひと際存在感のある出目金を狙うも・・・でっっぷりした体を、はげしく揺さぶられれば・・・

ポイの薄い紙はあっという間に引き裂かれ・・・・・・あっけなく終焉となります・・・・。

・・・小さな透明な袋に、おまけの小さな橙色の金魚を入れてもらい・・・

これから続く特別な時間に向かって・・・色鮮やかに並ぶ夜店と・・・人の波に吸い込まれていきます・・・。

水や氷が目の前にあるだけで・・・涼しげに思えて・・・

ヨーヨー吊りや・・・金魚吊り・・・・

カキ氷に・・・氷の上にのったあんず飴に綿菓子・・・

水鉄砲を見ても・・・浮き輪があるだけで・・・少し気持ちが落ち着くように思えます・・・。

そんな事を思いながらも・・・・

砂浜越しに海を見ているだけでは・・・陽炎がゆれて、ますます暑さが襲い掛かってくるようで・・・

この歳になると・・・海にもなかなか入る機会も無く・・・クーラーの効いた車の中から・・・

海岸線を望みながら・・・・軟弱で・・・季節感も無い夏を過ごすようになっていしまいました・・・。

風鈴の音を聞けば・・・・2~3℃気温が下がったかな・・・・?

そんな風情を感じるのも昔の話しで・・・・

軒先に風鈴が掛かっているようなお宅は・・・絶滅危惧種となり・・・・

夜に、チリンチリンと鳴るようなことがあれば・・・・騒音問題に発展し・・・・・

警察が出動するような、事態にもなりかねなく・・・・

世知辛い世の中を憂うのですが・・・

音で涼しさを感じたり・・・・

しぐさで涼を表現出来たり・・・目を楽しませ・・・・季節を感じる心がもてたり・・・

とても風流な文化であること・・・そんな日本を愛する心持でいられたらと想います。

 

 

 

 

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