暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

夏の終わり

2019年07月23日 | 古民家

 日差しが陰りを見せる夕暮れ・・・ヒグラシの声がどこか遠くのほうから聞こえてきて・・・

グランドや公園には・・・数え切れないくらいのトンボが空を舞っています・・・。

夏も終盤を迎える景色が広がれば・・・・夏休みがもうすぐ終わりを迎える寂しさと・・・

残された宿題をどう終わらせようか・・・そんな思い出が蘇りますが・・・・

今はまだ・・・夏真っ盛り・・・・のはず・・・?

日本と言わず・・・世界の気候が様変わりしている事は多くの方も実感しているのでしょうが・・・

何が出来るか・・・何かするのか・・・・何も変わらないのか・・・・

これからの未来に向けて・・・何か取り組んでいる方は少ないと思います・・・。

化石燃料を使わない・・・・石油製品・・・プラスチック製品を使わない・・・農薬・化学肥料を使わない・・・・

洗剤などの化学物質を使わない・・・合成着色料などの添加物を食べない・・・・

考えられる取り組みや行動はたくさん出てきても・・・そんな生活を、今すぐ捨てる事は難しく・・・

(自分も変われない一人です。)

スーパーではエコバックで買い物をしても・・・コンビにでは今だに、レジ袋を断れませんね・・・。

建築現場から出るゴミ・・・・解体現場から出るゴミ・・・・

コンクリート・・・タイル・・・壁紙・・・合板のフローリングに板・・・・鉄やプラスチックなど・・・

分別するにはとても時間がかかり・・・手間もかかり・・・そのすべてがリサイクルされてもいません・・・。

古民家の現場には・・・・木・・・土・・・漆喰・・・藁・・・麻・・・石・・・・

現代の建築はコンクリート基礎が法律で必要なので・・・鉄筋とコンクリートを使いますが・・・

自然の材料ばかりなので・・・・再利用も・・・自然に帰すことも・・・燃料にしたり・・・

ゴミにはならなくて・・・・分別の種類も少なく・・・環境にもそれなりにやさしく・・・・

調達するにも・・・多少良し悪しはあっても・・・地域で取れるものばかり・・・・。

慣れない方は・・・面倒だ・・・余計な費用が掛かる・・・そんな風に思われがちですが・・・

ひと手間掛ける心を教えてもらっていない・・・経験の無い方々が言われる言葉です・・・。

本当に良いモノは・・・それだけ価値のある手仕事がなされて・・・丁寧な技術で仕上げられています・・・。

30年・・・40年・・・手直しして使えば・・・100年使い続けられます・・・。

毛嫌いしないで・・・・固定観念で決め付けないで・・・

そんな暮らし方が・・・・生活の考え方が・・・いつまでも昔見た風景が思い出される・・・・

景色や環境を残す事が出来る・・・・1つの取り組みなのかな・・・と想います。

 

 

 

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