暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

超越

2019年07月22日 | 古民家

 小学校低学年の頃・・・2歳違いの兄貴に、いつも付いて回り・・・

それなりに面倒だったろうと思います・・・。

自分に見つからないようにコッソリ出かけて行ったり・・・隠れたり・・・

場所は覚えていませんが・・・どこかの川に子供達で遊びに行った時・・・

靴を脱いで、大いに遊んで・・・気が付けば、靴が無く・・・どうしたもんかと佇んでいると・・・

兄貴が靴を脱いで履かしてくれました・・・。

兄貴は靴下で家まで帰り・・・どれだけの距離を歩いたのか・・・?

親はどんな顔で帰りを迎えてくれたのか・・・・?

今では思い出す事も出来ませんが・・・小学生だった、そんなかっこいい兄貴を思い出しました・・・。

好きな事を仕事にはしない方が良い・・・そんな言葉を耳にします・・・。

本当に好きな事は趣味程度にしている方が・・・無邪気に、気兼ねなく楽しめるようです・・・。

利害関係のない友達や・・・仲間との集まりは楽しく・・・知らない業界の話や・・・

失敗や成功・・・愚痴なども、共感しながら・・・楽しくおしゃべりが出来ます・・・。

仕事とプライベート・・・が同じ土俵で毎日を過ごせれば・・・すごく楽しいかもしれませんが・・・

息抜きをしたい時・・・逃げ場所が無くなり・・・親友と思える仲間が仕事仲間では・・・

その愚痴を吐き出せる場所も友達もいなくなってしまいます・・・。

古民家に、いつ頃から興味を持ったのかは覚えていませんが・・・

家から車で20分ほどの所には、茅葺屋根のお土産屋さんがありました・・・・。

田園風景・・・田舎の商店街・・・古くから続く独特のお祭りが、当たり前のように身近にありました・・・。

今もひっそり残る昔ながらの佇まいは・・・・どこか心の中に残っていたのかもしれません・・・。

右往左往しながら、時間か過ぎて・・・・一期一会でも無く・・・節操無く仕事も変わって来ましたが・・・

古いモノを理解するのは何かと大変で・・・解らないだらけで・・・

年下の職人さんに教わる機会も1度や2度ではありませんが・・・

古いものに惹かれるのに飽きる事は無く・・・まだまだ知らない世界がこの先も広がっているように思います・・・。

奥の深い、ディープな世界を覗いてしまいましたが・・・

好きとか嫌いを通り越している世界なんだろうと想います。

 

 

 

コメント
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