暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

刺激

2019年06月19日 | 古民家

 見るもの、聞くもの・・・・すべてが新鮮だった幼い頃・・・

1日はとても長く・・・魅力的な出来事ばかりで・・・寝るのも惜しいくらいなのに・・・

布団に入れば一瞬で・・・夢の世界に入ってしまう・・・。

少しづつ大人になると・・・刺激的な毎日が日常になり・・・

天真爛漫だった頃のようにはうまくいかない毎日が繰り返され・・・

ありきたりな日々を過ごす暮らしに、苦痛を覚えるようになってしまっている・・・。

がむしゃらに働いて来た年代の方々が・・・後期高齢者か・・・それ以上の世代は・・・

社会に出て働く・・・子供の頃の夢に向かって・・・その夢をかなえる・・・

豊かな暮らしや・・・夢のような暮らしが待っている・・・・

そう思えるならば・・・希望に向かって、可能性を見つける為に頑張れたのだろうと思います・・・・。

もっと以前の世代の方々は・・・朝早くから遅くまで・・・・体を酷使して働き・・・

それでも暮らしがそんなには豊かにならない・・・農村の生活でしたが・・・

家族がいて・・・毎年迎える収穫をみんなで喜び合い・・・

そんな、たあいもない日常がうれしく・・・豊かな心でいられた・・・・

・・・時代ごと・・・・向かう方向の違う夢を持ちながら、暮らしは続いて・・・変化してきました・・・。

知らないモノを知ろうと人は進化してきました・・・・

世代が代われば・・・当り前の文化は・・・若い世代にとって新鮮な何かになり・・・

その国を知らない海外の方には・・・刺激的な文化になります・・・。

古民家の世界が多くの人に認知はされて・・・・ブームのようになりました・・・。

でも・・・その根本は、もう終わった時代の遺産・・・・

活用も進まず・・・・解体される古民家も年々増えています・・・。

地方に伺った時・・・・町を歩けば、古い民家が点在して・・・

手間の掛けられた細工・・・丁寧な仕事・・・・大切に住まわれて来たと思われる佇まい・・・。

町の育ってきた生い立ち・・・歴史・・・・見るもの聞くのも・・・新鮮な世界です・・・。

その町にいる間は・・・魅力的な日々が続き・・・1日はとても長く感じても・・・

過ぎてみれば、1週間はあっという間・・・でも・・・・とても濃密な時間が過ごせたのだと思います・・・。

刺激的な世界・・・・見ようとしていないだけで、新鮮な心持で見渡せば・・・・・・

どんな世代の人にも・・・大きく世界は広がっているように想います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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