暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

一番

2019年05月27日 | 古民家

 移動販売車が活躍している地域・・・・・・

自分で車を運転して買い物には行けず・・・歩いていける範囲にあった商店街はシャッター通りになって・・・

買い物難民と言われるご高齢者が、移動販売者が来る日を楽しみにしているようでした・・・。

スーパーが直接移動販売を行う場合と・・・・委託のような業務形態にしている場合があるようですが・・・・

実際その買い物を楽しめるように・・・商品選び・・・見せ方・・・日によって・・・人によって同じ商品でもメーカーを変えたり・・・。

買って頂ける工夫もそうですが・・・・楽しんで買い物をしてもらえる工夫がすばらしいと思いました・・・。

仕事を回さなければならない・・・・効率よく仕事をしないと儲からない・・・・

対価を得る事を否定は出来なくても・・・・そこには、満足・感謝・・・が必要で・・・

こなす・・・・だけの仕事になっている人を見ると・・・・(他人の振り見て・・・・ですが。)

立ち振る舞いと話術で、こなしているように思えて・・・・

そこに・・・愛はあるのかな・・・と思ってしまいます・・・。

親子の間には・・・対価の無い、無償の関係があると思っていましたが・・・・

自分を一番とする考えなのか・・・・その関係性が崩れて来ています・・・。

人手不足と言われながら・・・海外からの労働者が増えている職業も多く・・・・

当たり前の事が・・・・当たり前でなくなって来ている現状に違和感を感じて・・・・

それには・・・体で覚えて形にする・・・モノを作り出す・・・・育てる・・・・が無く・・・

何も生み出さないで対価が得られるようになって、社会は豊になった様に見えても・・・・

反対に・・・心からは何も生み出されず・・・思いやる心も失われてしまったように思います・・・。

・・・隣の食卓の話し声・・・・台所の家事の音・・・・兄弟げんかの言い合い・・・・

仕切りの無い間取りの古民家のように・・・ご近所が近い存在だった頃・・・・

心のゆとりがあって・・・貧しくても暮らしにやさしさがあるから・・・・

自分を一番に考える気持ちにもならなかったのかな・・・と想います。

 

 

 

 

 

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