暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

土器

2019年05月24日 | 古民家

 縄文土器を久しぶりに眺めてみると・・・・

子供の頃には感じなかった・・・愛くるしくて・・・ユーモラスな表現・・・・

子供の絵のようで・・・・神聖な意味のある言葉のようで・・・・

器やお鍋として使われていたそうですが・・・扱いづらそうで・・・置き場に困るような形です・・・。

弥生土器を見ると・・・時代が進んだからなのか・・・丸くてツルッとした形で・・・

効率良く・・・機能的な器になっていった様な気がします・・・。

でも・・・意匠的にそそられるのは・・・縄文土器で、それ以外の土器でも・・・・

・・・・ハレ(特別な日)に使われた器・・・・ケ(普段の生活)に使われた器・・・・

遊び道具(オモチャ)として使われたかもしれないモノなど・・・

アートの様な表現力を感じます・・・。

岡本 太郎さんは・・・縄文土器や土偶をとても評価して・・・作品の中には、土偶を模したような作品では無いかと思うものもありました・・・。

(個人的な感想です。)

土偶を見ていると・・・・マヤ文明・・・インカ帝国・・・エジプト文明・・・

どれも・・・人や動物・・・・・宇宙人に見える装飾品や器・壷など・・・多くの出土品がありますが・・・

どれも魅力的で・・・・数千年も前の人は・・・どんな風に世界を感じ・・・どんな世界が見えていて・・・

あれだけの作品を作り出して来たのでしょうか・・・?

芸術に意味があるのか・・・自分には解からない部分もありますが・・・

人が思いつかないような作品が造れたり・・・想像が出来たり・・・・

実際に行動が出来る人が・・・ある意味芸術家なのか・・・?

それならば・・・この時代、古民家に暮らす人は芸術家なのでしょうか・・・?

今時の住まいが・・・名の通った瀬戸物や・・セラミックの器・・・チタン・・ステンレスの機能的な器だとして・・・。

古民家は・・・縄文土器の様な個性的な器なのかもしれません・・・。

どちらを選んで・・・どちらを好きになるかは人それぞれです・・・・。

子供の頃に学校で見て・・・遥か昔の祖先が残してくれた世界を・・・・大人になった今・・・

たまに見返してみても良いのかな・・・と想います。

 

 

 

 

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