暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

響き

2019年05月19日 | 古民家

 コンサートホールは・・・・音楽の種類に限らず・・・大きさや広さ、使われている素材も・・・

それぞれに工夫されて・・・音楽に適した空間造りになっています・・・。

・・・・ホールの後方や・・・天井にぶら下がっているは・・・音を反響させる為の反響板で・・・

柔らかいベットの様な布地で出来た壁や・・・穴がいくつも開いている壁は・・・・吸音材で・・・・・

音の反響を抑えます・・・。

どんな造り方が良いのか・・・理想なのかは、好きな音に個人差があるので、答えは無いと思いますが・・・

音楽に接して来た歴史の違いで・・・海外は有名なコンサート専用のホールがいくつもあって・・・

カタルーニャ音楽堂(スペイン)・・・オペラハウス(ノルウェー)・・・ウィーン楽友協会(オーストリア)・・・オペラ座(ガルニエ宮 パリ)

日本で有名なのは・・・サントリーホールだそうです・・・。

音の響きに心地良い・・・の基準があるかは解かりませんが・・・

和音や・・・不協和音・・・・安らぎを感じる・・・和音・・・・

恐怖や・・・緊張感を感じさせるには・・・不協和音をわざと使ったり・・・・

音が人に与える影響はとても大きくて・・・・反響しすぎる空間でも・・・

無音でも・・・落ち着かない暮らしになってしまいます・・・。(f/ゆらぎもはやりましたね。)

古民家の空間は・・・吸音材になる土壁・・・・やさしく反響しそうな大口径の梁や柱があって・・・

独特の音の広がりがあるようです・・・。

計算した訳でもなく・・・・実験した訳でもありませんが・・・・

ある古民家園では、音楽を聴いたり・・・・朗読を聴いたり・・・・映画を見たり・・・・

場所によっては・・・落語を聞かせていたりと・・・

古民家ならではの空間を上手く利用しています・・・。

土蔵の中で、コンサートが定期的に開催されている話しも聞きますし・・・

石蔵での朗読会も、なかなか良い雰囲気があって・・・人気のようです・・・。

茅葺屋根の茅は吸音材・・・・梁は反響板・・・自然の音響が、心に安らぎや安心感を与えてくれるように・・・

古民家の暮らしは・・・・人に豊かさを与えてくれるんだと想います。

 

 

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