暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

さ迷う

2019年05月08日 | 古民家

 正月の風物詩・・・・羽根つき・・・凧揚げ・・・コマ回し・・・・

懐かしい遊びをして・・・外で遊ぶ子供の姿を見る事も少なくなって・・・

風物詩と呼ぶには似つかわしくない世の中・・・・・・・・

形や遊び方も変化して・・・・奇抜な商品も発売されたりしましたが・・・・

ブームは一過性で・・・・衣・・・・食・・・・住・・・・についても・・・・

見た事も・・・聞いた事も無いような、何か目新しいものを捜し・・・・無限をさ迷う様な時代になっている気がします・・・。

老舗と言われているお店には・・・定番の商品があります・・・・。

鞄・・・・靴・・・・和風で言えば・・・織物・・・和菓子・・・・和紙・・・・筆・・・竹や葦などの加工品・・・・

お店が世間に知られるきっかけとなった・・・作り手の想いが詰まった商品・・・・

その定番があるから・・・・それ以外の商品・・・・時代に合わせた新製品が生きてくる・・・

職人の世界と同じで・・・基本が出来ているからこその、崩した加工や・・・遊び心ある商品が評価されます・・・。

巡り巡って・・・・ブームは繰り返すと言われますが・・・・

安定したデザイン・・・・安心出来る造りは・・・昔から形や考え方が変わる訳でもなく・・・

伝わり易さ・・・・受け入れ易さは・・・・シンプルが一番なんだと思います・・・。

細かな細工が施された品物でも・・・実は数種類の基本系が組み合わさったもの・・・・

面倒な作業を・・・面倒と思わないで、まじめに積み上げたものの集大成です・・・。

ある地域では・・・・大凧上げがこの時期行われていて・・・・多くの観光客・・・・地域の方々が集まります・・・。

200年以上続く伝統で・・・100人の大人や子供が、13m四方の和凧を引っ張り揚げる姿を見ていると・・・・

地域の力と・・・それを支える想いが感じられて・・・・

さ迷う事無く・・・・ブレる事無く・・・・これからもずっと継がれて行き・・・

この先100年後も・・・・変わらぬこの姿を見る事が出来るのだろうと想います。

 

 

 

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