暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

調和

2019年05月06日 | 古民家

 北陸に移り住んだ友人が言っていた言葉・・・・(転勤になったのですが。)

空が低くて・・・・どんよりと曇った日が多い・・・と・・・・

でも・・・海産物はどれも上手くて・・・酒のつまみには事欠かない・・・と・・・

関東に戻った時・・・どうしても忘れられないあの味を、もう一度食べたくて・・・

今で言う・・・お取り寄せ・・・・をして・・・夢にまで見た味を食べてみたけれど・・・・

あの味とは違う・・・・・・何かが足りない・・・・

かなり気落ちした感じで話されて・・・・どう答えてよいか・・・?

もう一度転勤しますかね・・・・・?・・・ハ・ハ・ハ・・(笑)・・・。

五感で感じる・・・・

旅行に行った時など・・・・その場の出来事も含め・・・リアルな状況でしか経験出来ない感覚はあります・・・。

それは視覚も聴覚もそうですが・・・・味覚も同じで・・・

食べるまでに過ごした時間・・・・朝起きて乗り物に乗って・・・

現地について・・・建物や景色を見て・・・・少しトラブルやハプニングがあったり・・・・

そんな中で、食事から与えられる味覚は・・・普段とは違う別次元の感覚なんだと思います・・・。

全く同じものを・・・いつも通りの、いつものお茶碗で出されたとしたら・・・

それは・・・変わりの無い、日常の食事になってしまうのかもしれません・・・。

病は気から・・・・の言葉もあるように・・・気持ちや気分が与える影響は大きく・・・

日々の暮らしから与えられる体への影響はとても大切で・・・・

非衛生な環境は良く無いと・・・無菌室の様な部屋で・・・

殺風景な空間の中・・・どんなにすばらしい食事を振舞われても・・・・おいしいと感じる事は無いでしょう・・・。

とても快適で・・・・ハワイのような環境に設定したお部屋が用意されていても・・・・

そこで過ごす時間が、心に安らぎを与えるとは思えません・・・。

疑似体験す出来る場を・・・暮らしの中に造るのでは無く・・・・

暮らしは・・・建物・・・環境・・・・地域に住む人達・・・・すべてが調和して、豊かな暮らしにつながります・・・。

まずは身のまわりから始まり・・・地域・・・・町・・・・へと広がる、暮らしの豊かさへの考え方・・・・

少し立ち止まって考えて見ても・・・良いのかな・・・と想います。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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