暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

育つ

2019年05月05日 | 古民家

 田舎・・・都会・・・・今も昔も・・・比較されるのは変わらず・・・

田舎暮らしを不便だと思われる訳は・・・

手を伸ばせば・・・望んだ物が、たやすく手に入る都会の暮らし・・・では無いかと思います・・・。(魅力的なものに溢れる社会。)

ある方の書籍によれば・・・仕事の場(働く場)と・・・生活の場(社交の場)とが別々なのが、都会だとも書いてあります・・・。
 
暮らしに寄り添うように・・・働く場所があり・・・家族が集まって、田舎暮らしは支えられて来ました・・・。
 
現代の農家では・・・そんな暮らしが変化して・・・半分農家として働き・・・半分都会で働く・・・・
 
変化しなければ・・・・生活の出来ない・・・中途半端な暮らしになってしまいました・・・。
 
 
通年醸造・・・・冬の農閑期、仕事を求めて酒蔵に入っていた時代とは違い・・・・
 
空調設備の整った建物の中で・・・日本酒が1年中造られる仕組み作りがなされ・・・・
 
杜氏制度さえも・・・後継者不足を理由に・・・廃止する蔵もあるそうです・・・。
 
都会の暮らしでは・・・・各地から運ばれてくる商品を棚に並べて売りさえすれば良いのですが・・・
 
田舎では・・・・商品を・・・生きていく為の糧を自ら作り出さなければなりません・・・
 
道具ですら・・・・酵母でさえも・・・・自分の知恵と工夫で作って育てて・・・それが代々継がれて来ました・・・。
 
 
どちらが良いと結論付ける話しではありませんが・・・それぞれの役割・・・
 
地域に根ざした暮らし向きがありました・・・。
 
誰もが一度は夢見て・・・うらやむ様な世界を手に入れたいと思うのかも知れません・・・。
 
社会を知れば・・・・多くの中から判断をせまられる場面を、幾度と無く経験するかもしれません・・・。
 
選ぶ選択肢が無かった・・・・その道しか示されなかった時代を、恨むのではなく・・・
 
多くの情報の中から・・・何が正しく・・・必要なのか・・・選択できる時代に感謝し・・・
 
田舎・・・地方・・・都会・・・・など、関係無く・・・・
 
これからの社会・・・いろんな地域から元気がもらえる様に、育ってもらえたら、と・・・想います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント
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