暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ひだまり

2019年04月27日 | 古民家

 ひなたぼっこ・・・・ひだまり・・・日和・・・

そんな言葉をあたまに浮かべて・・・思い浮かぶ風景は・・・・

小さな庭の・・・・小さな木造の平屋・・・・こざっぱり、手入れがされた庭木や草花を見ながら・・・

広縁に座ってひなたぼっこするおばあちゃんや・・・洗濯物をたたむお母さん・・・

枕代わりに座布団を2つに折ってお昼寝するお父さん・・・

温もりが感じられる佇まいは・・・どんな家庭にもあったように思います・・・。

住まいの環境を・・・機械や技術・・・科学の力で制御出来るようになって・・・(制御出来ていると勘違いしているのかもしれませんが・・・。)

部屋の中の環境は大きく改善され・・・・病気の方・・・体の弱い方・・・身体的に介助が必要な方・・・

どんな人にもやさしい住環境は必要だと思います・・・。

でも・・・・すべてを手助けする事が必ずしもよい訳では無いように・・・・。

自分で行う事の大切さ・・・自分で考える大切さ・・・・自分で動く事の大切さ・・・

本当に必要な事・・・・・今も、これからも・・・少し先を考えて・・・・

少し余裕が生まれれば・・・もう少し先の未来も考えて・・・暮らしのあり方を考えられたらと思います・・・・。

物騒な世の中で・・・余裕の無い世の中・・・・悠長なこと言っている・・・・

そんな風に思われるかもしれませんが・・・

モーレツ社員が、どの会社にもいるような社会ではありません・・・。

物造りに喜びを感じられる様な時代が戻ってくるような気もしません・・・(個人的な見解です。)

すぐにに成果が出ないと・・・認められないような風潮もあります・・・。

忙しく飛び回って・・・・走り回って・・・・あれこれ考えすぎて目の前を多くのモノが通り過ぎる時間の流れの中では・・・

心を落ち着かせる、ひだまりがあっても気付かず・・・・

ひなたぼっこの出来る様な、住まい造りも出来ないような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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